【執筆者:高橋】
みなさま
いつも弊社ブログをご覧くださりありがとうございます。
未だ落ち着かない天候で寒暖の差が激しい日が続いておりますが、
お体にお気をつけてお過ごしください。
さて、去る8月27日に
弊社村瀬が携わりました『トークライブ “真夏の夜の夢”vol.1』が
栃木県日光市今市の日光珈琲において開催されました。
現在の地方の抱えるさまざまな問題への対策が、
単に現状に対する方策しか講じていない状況で、
その根本的な解決のためには、
「地域に根ざす人材育成の環境をつくること」が
地方におけるまちづくりの一番の課題であると捉え、
すでに地域で事業を起こし、生活している人の経験をお聞きし、
地域で起業し継続していくための鍵を多くの方と共有したいという思いで、
このイベントは開催されました。
今回は第一回目として、「店をつくる」をテーマに、
日光珈琲オーナーの風間教司様、analog booksオーナーの片山典宏様、
cocoloyaオーナーの森田アユム様の、それぞれがお店を経営されている方々と、
宇都宮大学の陣内雄次教授の司会進行のもとトークライブが行われました。
また、トークの合間にはギタリストの小川様によるライブがあり、
会場はとても素晴らしい空間となっていました。
トークライブの内容としましては、
それぞれが日光市今市の地に店を構えるまでの経緯や、
今市という地域とのかかわり方、また、いま三名が取り組まれようとしている
「スキマスペースプロジェクト」についてお話をしていただくというものでした。
「スキマスペースプロジェクト」とは、
普段空いてしまっている空き店舗のような空間を
リノベーション、デザイン、経営、イベント企画といった
さまざまな角度からプロデュースするというもので、
これに三名のオーナーがチームとして取り組んでいくプロジェクトです。
三名のオーナーが持つお店は、
もとは長い間空き家となっていた場所で、
最初に入った日光珈琲の風間さんは、取り壊される予定だった
明治時代の“連れ込み宿”を自分の手でリノベーションして、
現在の日光珈琲を三年かけて創り上げられたということもあり、
今後のこのプロジェクトの展開がとても楽しみです。
このようなイベントを通し、
地域全体としてまちづくりに取り組んでいくきっかけができ、
さまざまなアクションが起こせるような環境になれば、
地域を担う人材が育つ環境も自ずと作られていくと強く感じます。
今後もこのトークライブは、
栃木県各地で継続的に行う予定ですので、
ご興味のある方はぜひ足を運んでいただけると幸いです。
最後に、
イベント開催に協力していただいた関係者の皆様、
また、当日イベントにお越しくださった皆様、
本当にありがとうございました。
posted by JAM事務局 at 00:00|
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